SNSや動画共有プラットフォームにおいて、『しかばねの踊り』に対するリスナーの生の声を集約すると、共通した心理的メカニズムが見えてきます。
「最初はただ怖くて鳥肌が立ったのに、気づけば1時間ループ再生していた」「カラオケで歌うと、早口の言葉遊びと変則的なリズムが最高に気持ちいい」といった感想が多数を占めます。音楽心理学において、恐怖や不安を喚起するマイナー調の音階と、身体を揺らすダンサブルなビートが高度に融合した際、脳内ではドーパミンとアドレナリンが同時に分泌され、強烈な快感(カタルシス)が生じることが実証されています。
また、歌詞のふりがなを追うだけでも感じられる、独特の韻踏みやリフレインが言語的な快感を生み出し、言葉の意味する凄惨さとは裏腹に、極上のエンターテインメントとして脳に定着する構造が構築されています。