新型モデルの心臓部として搭載されるのは、改良型2.4L直列4気筒ガソリンエンジンと、前後軸に配された高出力デュアルモーターを組み合わせた最新世代のPHEVシステムだ。大容量駆動用バッテリーの搭載により、EVモードのみでの航続距離は100kmを超えると噂されている。日常の通勤や買い物では一切の排気ガスを出さず静粛に走り抜け、ひとたびアクセルを踏み込めば、モーター特有の即座に立ち上がる強大なトルクが車体を力強く押し出す。
このPHEVパワートレインは、単なる環境配慮のポーズではない。悪路走破において、極低回転域から緻密に制御できる電気モーターのトルクレスポンスは、従来のディープなディーゼルエンジンをも凌駕するトラクションを生み出す。岩場や砂地、深雪といった過酷なシチュエーションにおいて、ミリ秒単位で四輪の駆動力を自在にコントロールする挙動は、まさに電動化時代のオフローダーならではの圧倒的な強みと言える。