ほっともっとフィールド神戸で観戦する際、座席選びを誤ると当日の満足度が大きく損なわれます。その最たる理由がスタジアム全体の90%近くに「屋根が存在しない」という設計上の特徴です。
屋根の恩恵を受けられるのは、内野2階席(上段スタンド)の後方十数列のみ。ネット裏の最前列やフィールドシートは選手が息づかいまで聞こえる極上の見え方を誇る反面、突然のゲリラ豪雨や夏の直射日光をまともに浴びることになります。なお、スタンド内での傘さし応援は後方座席の視界を遮り危険を伴うため厳格に禁止されており、ポンチョやレインコートの持参が必須となります。
また、屋外球場ならではの「雨天中止の基準」についても把握しておく必要があります。当球場はグラウンドの水はけ性能が日本有数と言われるほど高い排水構造を備えていますが、グラウンドキーパーの懸命な整備をもってしても、内野土部分のぬかるみや選手のスライディング時の安全性が担保できない場合は試合中止が宣告されます。
中止の決定タイミングは、遠方からの観客の移動を考慮して試合開始の2〜3時間前に判断されるケースが多いものの、試合中の急激な降雨によって「5回裏終了前の中止(ノーゲーム)」や「コールドゲーム」となる事態もゼロではありません。当日の天気予報と球団公式X(旧Twitter)の告知には常にアンテナを張っておくことが求められます。