鷹の鳴き声の真相!ピーヒョロロとの違いや種類別の聞き分けを徹底解説

鷹の鳴き声の真相!ピーヒョロロとの違いや種類別の聞き分けを徹底解説

鷹の鳴き声の真相!ピーヒョロロとの違いや種類別の聞き分けを徹底解説にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

「深夜の住宅街や裏山から鷹のような鋭い鳴き声が聞こえて不気味だった」という相談がSNSや知恵袋などでしばしば見受けられます。しかし、生態学上の鉄則として、タカ科およびハヤブサ科の鳥類は完全な「昼行性」です。夜間に視力が大幅に低下する鷹が、夜中に鳴き叫ぶことは外敵に襲われた例外的なアクシデントを除いてまずありません。

夜間に聞こえる「鷹に似た鳴き声」の正体は、以下の3つの生物である可能性が9割以上を占めています。

第一の候補はアオバズクやトラフズク、フクロウなどの夜行性猛禽類(フクロウ目)です。フクロウの「ホッホッ」という声だけでなく、アオバズクの「ホッホッ、ホッホッ」というリズミカルな声や、トラフズクの雛が発する「キィーッ」という軋むような金属音は、しばしば鷹の威嚇声と誤認されます。

第二の候補はゴイサギ(サギ科)です。夜間に水辺や市街地上空を飛びながら「クワッ!」「ギャーッ」と濁った怪声を上げるため、古来より「夜ガラス」と呼ばれ、猛禽類の鳴き声と勘違いされる代表格です。

第三の可能性として、秋の渡りの時期(9月〜10月)に移動するハチクマやサシバが挙げられます。彼らは早朝の日の出直前や夕暮れ時に移動集団を形成するため、薄暗い時間帯に空から鳴き声が降ってくるように感じられるケースがあります。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。