据え置き型機器にとどまらず、近年アスリートや一般ユーザーの間で急速に普及した筋膜リリース用「マッサージガン」でも新たな健康被害が報告されています。強力なピストン振動をピンポイントで与える器具ですが、取扱説明書で指定された場所以外のマッサージガンの危険部位へ当てる行為は厳禁です。
特に危険視されているのが、首の前側から側面にかけての部位です。首の深い部分には脳へ血液を送る頸動脈が走っており、強い打撃振動を与え続けると血管の内膜が裂ける頸動脈解離を発症し、脳梗塞やくも膜下出血などの重篤な障害を引き起こす恐れがあります。そのほか、関節部、骨の突出部、眼球周辺、背骨の真上なども神経や骨膜を痛めるため、絶対に直撃させてはなりません。