当時、楽曲を手がけたつんく♂は、松浦亜弥に対して「ただ可愛いだけのアイドルソング」を歌わせる意図は毛頭ありませんでした。関係者の証言や当時のライナーノーツによると、つんく♂は彼女の並外れたリズム感と声の表現力を見抜き、大人のファンク・ディスコ調の複雑な16ビートを惜しみなく注ぎ込んだといいます。
歌詞に描かれているのは、夏の休暇に向けて水着を新調し、恋に胸を躍らせる少女の生々しいまでの高揚感です。「すっごい汗」といった大胆かつ生身の人間味を感じさせる言葉選びは、当時のアイドルポップスとしては極めて斬新でした。つんく♂は後のインタビューで「亜弥のボーカルは、ピッチ(音程)が正確なだけでなく、リズムの裏拍を完璧に食ってくる。難曲をあてがえばあてがうほど、平然と打ち返してくる怪物だった」と最大級の賛辞を寄せています。