便利なライブカメラですが、利用にあたって知っておくべき重大な注意点がいくつか存在します。ネット上の情報やスマートフォンの画面だけを過信すると、避難の遅れにつながる危険性があります。
第一の盲点は「画面の更新遅延と死角」です。一般的な河川監視カメラは1分〜5分間隔の静止画更新、あるいは通信回線の負荷に応じた低フレームレート動画で配信されています。ゲリラ豪雨時の水位上昇速度は分速数十センチに達することがあり、「画面上はまだ土手が見えていたのに、数分後には氾濫危険水位を超えていた」という事態が起こり得ます。
第二の盲点は「上流域の降雨との時間差」です。自宅周辺(たとえば世田谷区や調布市)で雨が小康状態であっても、小金井市や国分寺市などの上流で猛烈な雨が降っている場合、時間差で急激な出水が下流を襲います。カメラの静止画単体ではなく、リアルタイム雨量計の積算データを必ずセットで確認する習慣をつけてください。