だが、絶望する必要はない。肝臓は人間の器官の中で最も高い自己再生能力を備えている。予防医学・栄養学の最新知見に基づいた正しい食事アプローチを取り入れれば、蓄積した脂肪は短期間で減少に転じる。
今日から取り組める最も効果的な改善策は、「液体状の糖質」を生活から排除することだ。清涼飲料水や甘い缶コーヒーを、水や無糖の茶、ブラックコーヒーに切り替えるだけで、肝臓への流入糖質量は激減する。また、食事の最初に野菜やタンパク質を摂り、白米やパンなどの炭水化物を最後に回すベジファースト・タンパク質ファーストの徹底も極めて有効だ。世界保健機関 (WHO) が推奨する1日のフリーシュガー(遊離糖)摂取制限を頭に入れ、購入時にパッケージ裏面の原材料表示を確認する習慣を身につけたい。