外科的なリスクを負わずに、本日から鏡の前で劇的な変化を生み出せるのが「中顔面短縮メイク」の真骨頂です。ポイントは、顔の中心部に存在する「縦の空白」を上下から挟み込むように埋め、視覚的な重心を中心へ集めることにあります。
第一の要所は涙袋メイクです。下まぶたのキワにハイライトカラーを乗せ、その下部に肌色より2トーン暗い影色を細く仕込むことで、目の縦幅が下方向へ2〜3ミリ拡張して見えます。これにより、目の位置そのものが下がったような錯覚を生み、中顔面のスタート地点を物理的に引き下げることが可能になります。
第二の要所はチークの位置の精密なコントロールです。頬骨の高い位置からこめかみへ向けて斜めに入れる従来の入れ方は、顔の縦ラインを強調してしまい面長感を加速させます。中顔面を短く見せるためには、「小鼻の底辺よりも下に入れない」ことを厳守しつつ、黒目の下を中心とした頬の中央へ、横長に楕円形を描くようにふんわりと血色を宿らせます。さらに、鼻先(鼻尖部)の先端にわずかにチークやシェーディングを乗せることで、鼻自体の縦の長さを短く錯覚させる視覚補正が成立します。
第三の要所が、唇の輪郭を底上げするオーバーリップの技法です。肌なじみの良いリップライナーを使用し、上唇の山部分(キューピッドボウ)を本来の輪郭より1〜2ミリ上方にオーバーして描き足します。さらに鼻下と上唇の谷間に極薄くシェーディングパウダーを配置することで、人中の立体感が増し、鼻と唇の物理的距離を劇的に圧縮して見せることができます。パーソナルな骨格診断において面長タイプと判定された方でも、これらの錯視効果を重ね合わせることで、驚くほどの小顔効果を体感できます。