青ジャージの破天荒摂政|ギャグマンガ日和「聖徳太子」がなぜ伝説になったのか完全解剖

青ジャージの破天荒摂政|ギャグマンガ日和「聖徳太子」がなぜ伝説になったのか完全解剖

青ジャージの破天荒摂政|ギャグマンガ日和「聖徳太子」がなぜ伝説になったのか完全解剖の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

ピクシブ百科事典の記載によると、ギャグマンガ日和における聖徳太子の基本設定は次のとおりだ。CV(声優)は前田剛氏が担当しており、同作品では曽良やクマ吉なども演じている多才な役者だ。初登場エピソードは「煬帝怒る」の国書編・洛陽編(全2編)であり、その外見は「青ジャージ・刈り上げ頭」という、どう考えても飛鳥時代の摂政とは結びつかない出で立ち。一応、本人要素として「垂纓(すいえい)の冠」だけは装備しているという徹底したチグハグさが笑いの基盤を作っている。

キャラクターの本質を一言で言うなら、「知能と常識が根本から嚙み合っていない天才型アホ」だ。史実の聖徳太子は十七条憲法の制定者であり、仏教の普及に努め、遣隋使を派遣した日本史上稀有な政治家として知られる。しかし増田こうすけの手にかかると、その知性はいつも엉뚱(엉터리)な方向へ暴走し、周囲を振り回すことにしか使われない。アニヲタWikiの項目では「聖徳太子(ノーパン)」という派生記述まで登録されており、ファンのキャラクター愛が原作の枠を大きく超えていることが確認できる。

史実の偉人をギャグに転化する手法は『ギャグマンガ日和』全体に共通する武器だが、聖徳太子が特別なのは「史実のエピソードとの乖離の絶妙さ」にある。遣隋使・小野妹子との関係性、隋の煬帝への国書送付という実在の出来事を下敷きにしつつ、そこに介入してくる現代感覚のズレが爆発的な笑いを生む。歴史の知識がある読者ほど「あ、あの事件をそう使うのか」という二重の笑いを享受できる構造になっているのだ。

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橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。