ネット上の口コミで頻繁に交わされる「名前のインパクト先行ではないのか?」「本当に美味いのか?」という疑問に対し、取材班の現場実食検証と仕入れルートの調査から導き出された答えは明白です。料理の核となる肉質は、大衆酒場の枠組みを大きく超えた本格派です。
特に注文率が9割を超える看板メニュー「極上馬刺し盛り合わせ」は、熊本や会津などの本場から直送される新鮮な馬肉を使用しています。赤身のしっとりとした濃厚な旨味はもちろん、脂の甘みが際立つ霜降り、独特のコリコリとした歯ごたえがクセになる「コウネ(タテガミ)」、さらに希少なレバーやハツなどの内臓系まで、臭みが一切ない状態で供されます。薄切りで誤魔化すチェーン居酒屋とは一線を画し、しっかりとした厚切りで提供される点が、食通たちを唸らせる最大の要因です。
さらに見逃せないのが、名物の「桜肉のすき焼き」です。甘辛い特製の割り下にサッとくぐらせ、鮮やかな桜色からほんのり熱が通った瞬間に濃厚な生卵を絡めて頬張るスタイルは、牛すき焼きのような重たさがなく、驚くほど軽やかです。火を通しすぎると硬くなる馬肉の特性を熟知したスタッフによる温度管理や提供時のアドバイスも的確で、素材のポテンシャルを余すところなく引き出しています。