1st写真集の社会現象から実に8年。2025年7月15日に通常カバー版(Amazon等)および限定カバー版(Sony Music Shop等)として講談社から刊行された2nd写真集『長濱ねる』は、ファンの長い渇望に見事に応える形で登場しました。全160ページに及ぶこの大作の舞台に選ばれたのは、彼女がプライベートでも深い愛着を寄せていたアイスランドとフィンランドの2カ国です。
公式Xアカウント(@nagahamaneru2nd)などを通じて公開されたオフショットや先行ビジュアルは、かつての長崎・五島列島の青空とは対照的な、北欧特有の白夜や厳冬の静けさ、苔むした大地、そして静謐なサウナ文化に身を委ねる姿でした。派手なメイクや華美な衣装を脱ぎ捨て、すっぴんにも近い素顔で寒風に立ち向かうその眼差しには、20代半ばを歩んできた人間としての深みと覚悟が刻まれていました。
特装版(2025年9月4日、彼女の27歳の誕生日に発売)のリリースを含め、単なるタレント本ではなく「旅と思索のビジュアルエッセイ」として提示された本作は、アイドル時代の面影を残しつつも、自律した1人の女性表現者としての新たな地平を決定づけました。