今でこそ完璧な英語を操る鈴木さんですが、最初からスムーズに話せたわけではありません。英語への興味の原点は、小学生の時に家族と行ったアメリカ旅行や、中学時代の友人の影響でした。その後、兵庫県立芦屋南高校(現・国際高校)在学中に選考を突破し、米国オクラホマ州への1年間の交換留学へ旅立ちます。
しかし、渡米直後は現地の高校生が話す容赦ないスピードとスラングに打ちのめされ、会話の輪に入れず孤独と深い挫折感を味わったと過去のインタビューで明かしています。自分の言いたいことが伝わらない悔しさから、彼はただ座して待つのではなく、自ら環境を変える行動に出ました。
学校で誰も使っていない机に一人で座るのをやめ、毎日必死に話しかけ、現地の映画やテレビ番組のセリフを丸暗記しては実践で使うという泥臭い努力を重ねました。この「悔しさをバネにした圧倒的な反復練習」こそが、現在のブレないスピーキング力の原点となっています。