高校生が最も間違いやすいのが、学歴欄の最終行における表記ルールです。ここには明確な法的・慣習的な基準が存在します。アルバイトの応募と就職活動では用いる文言が異なるため、高校生学歴欄の在学中と卒業見込みの違いを正確に把握しておく必要があります。
アルバイト応募の場合、現在高校に通っている状態であれば「〇〇県立〇〇高等学校 普通科 在学中」と記載するのが正しいマナーです。まだ卒業していない段階で「卒業」と書くのは経歴詐称になり得ますし、単に「在籍」と書くのも一般的ではありません。一方、高校3年生が卒業後の正社員就職を目指す場合や、全国高等学校統一応募用紙を用いる選考では「〇〇高等学校 卒業見込み」と記載します。これは「所定の課程を修了して卒業することが確実である」という予定を示す法的な標準表現です。
学歴を書き始める起点についても注意が必要です。高校生の場合、義務教育の修了である「中学校の卒業年月」から書き始めるのが業界共通のスタンダードです。小学校の卒業から書く必要はありません。学校名は「高校」と省略せず、必ず「〇〇県立〇〇高等学校」や「私立〇〇学園高等学校」のように正式名称で記入してください。学科やコース(普通科、商業科、情報処理コースなど)まで正確に書き切ることが、公的文書を作成する上での最低限のルールです。