ユーザーから特に多く寄せられるのが、「社外品を取り付けると車検に通らないのではないか」「ディーラーの保証がすべて無効になるのではないか」という不安です。結論から言えば、正しく保安基準を満たしている限り、車検もディーラー保証も過度に恐れる必要はありません。
車検適合に関して、日本の道路運送車両法には「純正品でなければならない」という規定は一切存在しません。ブレーキ、灯火類、マフラー、サスペンションなど、定められた保安基準に合致しているパーツであれば、社外品であっても問題なく車検をパスします。ただし、マフラーの音量基準や灯火類の色温度(ケルビン数)、光軸などは指定の認証マーク(EマークやJASMA認定など)がある製品を選ぶのが確実です。
一方、ディーラー保証と社外品の関係についても誤解が広がっています。「社外ナビやマフラーを付けたら、新車保証が全解除された」という噂は正確ではありません。法律上およびメーカー規定上、保証対象外になるのは「社外品を取り付けたことによって故障した部分」のみです。例えば、社外サスペンションに交換したことで足回りに不具合が出た場合、サスペンション周りの無償修理は断られますが、エンジンやエアコンの初期不良保証まで消滅することはありません。