発売直後に最も多くの議論を呼んだのが、グラフィック設定に関する仕様でした。美麗な4K解像度を優先する「グラフィックスモード(30fps)」に対し、滑らかな動作を重視する「パフォーマンスモード(60fps)」では、ポスト処理や解像度スケーリングの影響で「画面全体がぼやけて見える」という声が相次ぎました。
この課題に対し、スクウェア・エニックスは初期の大型アップデートにおいてパフォーマンスモード内に「シャープ(Sharp)」と「ソフト(Soft)」の選択肢を追加。輪郭の強調処理をユーザー側で切り替えられるようにしたことで、60fpsを維持しながらクリアな視認性を確保できるようになりました。
さらに大きな転換点となったのが、PS5 Proへの正式対応(PS5 Pro Enhanced)です。ソニー独自のAI超解像技術「PSSR(PlayStation Spectral Super Resolution)」を活用した専用モードが実装されたことで、従来のグラフィックスモードに匹敵する高精細なディテールと、60fpsの極めて滑らかなフレームレートが同時に両立。ジュノンの街並みや広大な草原地帯を駆け抜ける際の没入感は、発売初期とは別次元の領域に達しています。