この熱波は日本国内だけに留まらない。アジア圏をはじめ、欧米の文具コレクターの間でもその名声は急速に広がっている。InstagramやTikTokなどのSNS上では、ハッシュタグ「#otonanozukan」を添えた海外ユーザーによる熱量溢れる投稿が連日投稿されている。
日本の精巧な印刷技術と独特の繊細な美意識、そしてサブカルチャー的な遊び心。これらが融合したプロダクトは、海外の文具ファンにとって「持ち帰れる最もクールな日本文化」として映る。東京・渋谷や銀座の旗艦店では、訪日外国人がカゴいっぱいにシールを買い求める光景がすっかり定着した。インバウンド需要を強力に牽引する文化輸出の立役者としても、確固たる地位を築いている。