アイロンは何度が正解?髪と服を傷めないプロ直伝の温度設定基準

アイロンは何度が正解?髪と服を傷めないプロ直伝の温度設定基準

アイロンは何度が正解?髪と服を傷めないプロ直伝の温度設定基準とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

アイロンの形状やスタイリングの目的によっても、熱の伝わり方は大きく異なる。それぞれの器具に合わせた最適な設定を把握しておこう。

まず、うねりを伸ばすストレートアイロン温度設定は140℃〜160℃が基本だ。プレートで髪を挟んで熱を均一に伝える構造のため、一度に挟む毛束(スライス)を薄めにブロッキングし、一定のスピードで滑らせると熱が均等に行き渡る。

ふんわりとしたカールを作るコテ巻き髪適正温度も同じく140℃〜160℃が推奨される。カールアイロンは熱を帯びたバレルに髪を数秒間巻き付けて固定するため、1箇所にとどまる時間は3秒〜5秒以内に抑える必要がある。時間をかけすぎると熱が蓄積し、毛先のパサつきの原因になる。

短髪のスタイリングが多いメンズヘアアイロン適正温度は140℃〜150℃が理想的だ。男性のショートヘアは根元付近からアイロンを挟む場面が多く、頭皮への熱伝導や火傷のリスクが高まる。小回りの利く細身のプレートを選び、低温で小刻みに動きをつけることが清潔感のある束感作りにつながる。

なお、サロンで行う縮毛矯正アイロン温度設定は特殊な還元剤を使用したうえで180℃前後の高温をプロの精密な技術で当てる処置である。ホームケアで同様の高温を日常的に再現しようとすると、熱変性による激しい枝毛・切れ毛を招くため注意が必要だ。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。