「マキシムは過去に大規模な回収があったから危ない」という噂は、都市伝説ではなく過去の事実に基づいています。発端となったのは、2023年4月に東西食品が発表した「マキシム モカゴールド マイルド」の自主回収事案です。
当時の韓国食品医薬品安全処(食薬処)および東西食品の公表資料によると、慶尚南道昌原(チャンウォン)工場で製造された特定ロットのスティックコーヒーにおいて、製造設備に使用されていたシリコンパッキンの破片が製造工程中に混入した疑いがあることが判明しました。メーカー側は消費者の安全を最優先として直ちに該当製品の回収と交換を発表し、公の場で謝罪を行いました。
重要なのは、これが「毒劇物の混入」や「有害化学物質の検出」ではなく、工場の定期メンテナンス不備に起因する微細なシリコン異物の混入リスクであったという点です。また、問題のあったロットはすでに数年前に市場から完全に撤去され、生産ラインの監視カメラ増設や検知システムの二重化など再発防止策が徹底されました。2026年現在流通している製品は厳しい品質管理基準をクリアして出荷されているため、過去の回収騒動を理由に現在の安全性を過度に不安視する必要はありません。