今、デザイン業界で注目されているキーワードが「ネオ・スプーキー(新しい不気味さ)」だ。しかし、不気味とは名ばかりで、実際にはパステルカラーや極限までシンプルにデフォルメされた、愛らしいおばけたちが主役である。輪郭線があいまいで、まるでマシュマロのように柔らかそうな質感が特徴だ。
グラフィックデザイナーの佐藤氏は「これまでのキャラクターは『完璧な可愛さ』を求められていましたが、今は少し崩れた、頼りないデザインが好まれます。おばけという『実体のないもの』だからこそ、見る人が自分の感情を投影しやすいのです」と語る。