かつてヘアケアの主流といえば、ツヤ感を演出するヘアオイルでした。しかし、髪の内部水分が枯渇する「インナードライ」の深刻化に伴い、水分と油分を同時に補給できるミルクタイプへの回帰が急速に進んでいます。オイルは髪の表面をコーティングするのに対し、ミルクは内部まで潤いを届ける設計だからです。
特に今年は、ベタつきを嫌うZ世代やアルファ世代を中心に、サラッとした質感でありながら芯から潤うテクスチャーが支持されています。重たい仕上がりを避けつつ、インナードライを根本から解決したいというニーズが、市場を牽引しているのです。