スヌーピーというIP(知的財産)の強さは言うまでもないが、雑誌付録でしか手に入らない「限定性」が飢餓感を煽る。PEANUTSの公式ショップでも販売されていない、その雑誌のためだけに描き下ろされたアートワークや、特別なカラーリング。これがファンにとって最大のフックとなる。コレクターたちは「今回を逃せば二度と手に入らない」という心理的プレッシャーに突き動かされている。
アパレルブランドとのトリプルコラボレーションも珍しくない。人気セレクトショップが監修したキャンバストートに、ヴィンテージ調のスヌーピーがプリントされたバッグなどは、発売前から予約が殺到する。ブランドの信頼性とスヌーピーの愛らしさ、そして雑誌ならではの低価格。この3つが融合したとき、消費者の財布の紐は最も緩む。