英語ネイティブスピーカーにとって、「maybe」が示す確率はせいぜい30%から50%程度だ。どちらかと言えば「五分五分」、あるいは「実現する可能性は低いが、全否定するのを避けている」というニュアンスに近い。日本語の「たぶん行くよ」という言葉を期待して「Maybe I'll go」と返された場合、実際には「行かない可能性の方が高い」と解釈するのが自然だ。
この温度差は、特に人間関係において顕著に現れる。相手の提案に対して安易に「Maybe」と答えることは、時に「あなたの提案にはあまり興味がない」という冷淡な拒絶として受け取られるリスクをはらんでいるのだ。