コウモリの巣の正体を暴く!危険な糞害・ダニ対策と合法駆除術

コウモリの巣の正体を暴く!危険な糞害・ダニ対策と合法駆除術

コウモリの巣の正体を暴く!危険な糞害・ダニ対策と合法駆除術にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

住宅の周囲で「コウモリの巣を見つけた」と通報や相談が寄せられるケースにおいて、生物学的な意味での巣(卵を産み育てるために木片や泥で成形された構造物)が存在することはまずありません。民家に棲みつくアブラコウモリ(通称:イエコウモリ)のねぐらの特徴は、外壁の隙間、瓦の下、換気口の奥といった暗く狭い空間に、直接体を寄せて集団でぶら下がる点にあります。

では、住人が「巣」だと錯覚してしまう塊の正体は何なのでしょうか。現場調査のデータが示す要因は主に以下の2点に集約されます。

  • 大量のフンが固まった堆積物:コウモリは代謝が非常に早く、1日に自重の数十%におよぶ昆虫を捕食して排泄を繰り返します。同じ場所で長期間生活することで、細長いフンが層状に積み重なり、まるで黒褐色・崩れかけた土の塊のように見えます。
  • 他の生物が残した廃巣の乗っ取り:ツバメが去った後の古巣や、アシナガバチの放棄された巣の隙間に入り込み、そこを雨風をしのぐ休憩所(ナイトルースト)や繁殖拠点として再利用するケースです。

コウモリの巣の見分け方として最も確実な指標は、落下している堆積物の性状です。ネズミのフンと酷似していますが、コウモリのフンは主食である昆虫の外骨格(キチン質)を多く含むため、割り箸などで軽く押しつぶすとパサパサと脆く粉末状に砕けるという決定的な違いがあります。また、夕暮れ時に壁の隙間から数匹から数十匹単位で飛び立つ姿が確認できれば、そこが活動拠点になっている証拠です。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。