彼らの代名詞となった大ヒットネタ「ちょんまげラーメン」。奇想天外なフレーズと中毒性の高い身体表現が融合したこのリズムネタは、いかにして誕生したのか。その裏には、深夜の稽古場での膨大なトライ&エラーが存在していた。結成当初、正統派漫才やコントなど試行錯誤を繰り返していた彼らが辿り着いたのは、「理屈を削ぎ落とし、身体のグルーヴに身を委ねる」という極めて直感的なアプローチだった。
「ちょんまげ」と「ラーメン」という脈絡のないワードの組み合わせは、ふとした雑談の脱線から生まれたものだった。しかし、そこに独特のステップと絶妙な間を組み合わせた瞬間、化学反応が起きた。フレーズの長さを1ミリ単位で削り、テンポを何度も微調整する。一見すると適当に踊っているように見えるあのネタは、実は綿密に計算されたコメディのアルゴリズムに基づいているのだ。