ふくらはぎ肉離れのリハビリメニュー!時期別の回復手順と再発防止策

ふくらはぎ肉離れのリハビリメニュー!時期別の回復手順と再発防止策

ふくらはぎ肉離れのリハビリメニュー!時期別の回復手順と再発防止策にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

ふくらはぎのリハビリにおいて、多くの患者やアスリートが「数週間経っても違和感が消えない」「歩くときに奥の方が重苦しい」と悩む背景には、損傷した筋肉の解剖学的な違いが存在します。

ふくらはぎの主要な筋肉は、表層に位置する「腓腹筋(ひふくきん)」と、その深層に位置する「ヒラメ筋」の2層構造になっています。臨床現場のデータによると、肉離れの約70〜80%は腓腹筋の内側頭(内側の中央からやや下部)で発生します。

筋肉の種類構造・特徴受傷メカニズム痛みが引かない主な原因・リハビリの差異腓腹筋
(表層・二関節筋)膝関節と足関節の2つをまたぐ。
瞬発力を司る速筋線維が優位。ダッシュの蹴り出しやジャンプの着地など、急激な過伸張負荷。腓腹筋の肉離れで痛みが引かない理由は、腱膜移行部に大きな牽引力が集中しやすいため。膝を伸ばした状態でのストレッチ・強化が必須。ヒラメ筋
(深層・単関節筋)足関節のみをまたぐ。
持久力・姿勢維持を司る遅筋線維が優位。長距離ランニングや長時間の立ち仕事による蓄積疲労・微細損傷。ヒラメ筋肉離れのリハビリの違いとして、深部であるため腫れが見えにくく治癒の自覚が遅れやすい。膝を曲げた状態での負荷運動が必要。

SNSや医療相談コミュニティで「肉離れが完治しない」と訴えるケースの多くは、深層のヒラメ筋損傷を見落として膝を伸ばしたストレッチばかりを行っていたり、腓腹筋の腱膜移行部に硬結(しこり)が残ったまま強度の高いダッシュを再開してしまったりする事例です。自身の損傷部位がどちらにあるのかを正確に把握することが、無駄のないリハビリへの第一歩となります。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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