波瑠の代名詞といえば、首筋をすっきりと見せる洗練されたショートカットの髪型です。しかし、デビューから20代前半までは胸下まで届くロングヘアが定番でした。
ショートカットへ舵を切ったのは、雑誌『non-no』のモデル時代、編集長からの「思い切って髪を切ってみないか」という一言がきっかけでした。フェミニンなロングヘアをバッサリと切り落とした瞬間、持ち前の大きな瞳とフェイスラインの美しさが際立ち、クールでありながら温かみを感じさせる唯一無二のビジュアルが完成したのです。このイメチェンがドラマのプロデューサー陣の目に留まり、快進撃への呼び水となりました。
現場における波瑠の性格と評判について、ドラマ制作関係者は異口同音に「驚くほど裏表がなく、職人気質」と証言します。バラエティ番組では人見知りな一面を覗かせることもありますが、撮影現場に入ると愚痴ひとつ言わず、過酷なスケジュールでも弱音を吐きません。スタッフへの細やかな気配りを忘れない一方、演技プランに対しては演出家と妥協なく議論を交わすなど、作品づくりに対する純度の高いプロフェッショナリズムが、業界内での極めて高いリピート率につながっています。