かつてはヤフオクなどの大手ネットオークションに代紋バッジが出品され、好事家の間で公然と競り落とされる光景が見られました。しかし、コンプライアンス順守の観点から規制が段階的に強化され、現在ではメルカリやヤフオクなどの主要プラットフォームで出品禁止物に指定されています。反社会的勢力を助長する物品や、犯罪・トラブルを招く恐れのある記章類は、AI監視と目視パトロールによって即座に削除・アカウント凍結される仕組みが確立されました。
表舞台の市場から締め出された結果、取引の場は海外経由のオークションサイトや匿名性の高いSNS、コレクター同士のクローズドな個人売買へと移行しました。現在の取引相場は以下の水準で推移しています。
- 三次団体以下の一般組員用(金メッキ製):5万円~15万円前後
- 二次団体幹部・直系組織の正規バッジ:20万円~40万円前後
- 指定暴力団の直参・最高幹部クラス(純金・18金仕様):50万円~100万円超
元組員が生活苦から質入れした流出品や、抗争時の混乱で外部に漏れた本物が稀に流通し、希少価値の高さから異常な高値で買い手がつく構図が生まれています。