政治家としての森下氏を理解する上で、森下千里の経歴を振り返ることは欠かせません。彼女のキャリアのスタートはレースクイーンでした。抜群のスタイルと親しみやすい笑顔で瞬く間に注目を集め、「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことで芸能界の表舞台へ駆け上がります。
2000年代初頭の森下千里のグラビア時代は、数多くの青年誌の表紙を飾り、写真集やDVDのヒットを連発。いわゆるグラビア黄金期を牽引するフロントランナーとして確固たる地位を築きました。その後はバラエティ番組へ活躍の場を広げ、歯切れの良いトークと飾らない人柄でお茶の間の人気を獲得していきます。
単なるタレント活動にとどまらず、ピラティスのインストラクター資格取得や小説の執筆、ビジネス書の出版など、多方面で自己研鑽を重ねていた点も彼女の大きな特徴です。2019年に芸能事務所との契約を解除し芸能活動にピリオドを打った背景には、長年培った発信力とバイタリティを社会貢献や実学へシフトさせたいという強い意志がありました。