ネット上でよく見られる「首都高に乗っていれば都心をスムーズに通過できる」「電車なら全く影響を受けない」という情報は、半分正しく、半分は危険な誤解です。
首都高速道路の出入口閉鎖トラップ
首都高速の本線自体は原則として通行可能ですが、コース直結および接続一般道が封鎖される出入口(新宿、飯田橋、呉服橋、江戸橋、宝町、銀座、芝公園など)が閉鎖されます。一般道へ降りようとしたインターチェンジが封鎖されており、予定外の遠方まで強制的に走行させられるドライバーが毎年後を絶ちません。高速を利用する場合も、降り口が規制対象外であるかを事前に首都高公式「mew-ti」等で照合しておく必要があります。
電車の運行自体はあるが主要駅構内は「入場規制レベル」
東京メトロ、都営地下鉄、JR各線は通常ダイヤで運行されますが、ランナーの移動、約3万8,000人の応援者、ボランティアスタッフが集中するため、特定の駅が極度の混雑に陥ります。
- 早朝(7:00〜8:30):新宿駅、西新宿駅、都庁前駅(スタートエリア最寄り)が激しい混雑。
- 午前中(9:00〜12:00):浅草駅、日本橋駅、銀座駅、門前仲町駅(応援スポット)のホーム・改札口が混雑。
- 午後(11:00〜16:30):東京駅、有楽町駅、日比谷駅、二重橋前駅(フィニッシュエリア)で大規模な滞留が発生。
電車移動は最も確実な移動手段であるものの、「主要駅の特定出口が封鎖される」「改札を出るまでに通常の3倍以上の時間を要する」という現実は見落とされがちな盲点です。