壇蜜が深刻な体調不良に見舞われた発端は、2023年春のことでした。当時レギュラーを務めていた文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』の生放送中に途中退席し、そのまま最初の長期休養へ入る事態となりました。突発的なアクシデントとして世間に衝撃を与えましたが、その水面下では限界を超えた心身の悲鳴が蓄積していたのです。
後に本人が各メディアの手記やインタビューで明かしたところによると、直接的な引き金となったのは「度重なる大切な存在の喪失(ペットロスと近親者の他界)」でした。長年我が子のように慈しんできた愛猫やペットたちの相次ぐ死、さらに精神的支柱であった祖母との別れが重なり、強い悲哀とストレスから自律神経が崩壊。眠れない、食べられないといった状態が常態化し、重度のうつ状態に陥っていたことを告白しています。
当時、ネット上では「激やせ」と評されるほど急激な体重減少が見られ、視聴者やファンから心配の声が殺到していました。彼女自身が「頭の中が真っ白になり、生きている実感が希薄になっていた」と振り返る通り、単なる過労の域を超えた精神的ダメージが活動休止を余儀なくさせた根本原因でした。