会社員としての定年を迎えた玉川氏ですが、退職を機に収入が激減する一般的なシニア世代とはまったく異なる道を歩んでいます。テレビ朝日を定年退職した際の退職金は、勤続34年を超えるキー局社員の相場から見て、推定3,000万〜4,000万円規模が支払われたと推測されます。
定年退職後、多くの局員は関連会社への再雇用や嘱託契約を選び、年収は全盛期の半分から3分の1程度に下がるのが通例です。しかし、玉川氏はそうした守りの選択をせず、個人事業主・フリーランスとしての独立を選びました。
フリー転身の大きな理由は、組織の論理に縛られず、より自由な立場から発言や取材を続けるためでした。結果として、退職翌日からも変わらず『モーニングショー』に出演し続けたため、収入が落ち込むどころか、後述する個人ギャラ契約へと移行したことで会社員時代以上の稼ぎを手にする転換点となりました。