台風本体の動きだけでなく、フィリピン東方沖やマリアナ諸島近海における「台風のたまご(熱帯低気圧)」の発生状況にも目を向ける必要があります。2026年の海洋環境においても、海水温が27℃以上となる海域が広範囲に維持されている場合、次々と新たな渦が組織化する傾向が見られます。
熱帯低気圧が24時間以内に台風へと発達する見込みとなった段階で、気象庁から号数が予告されます。複数の擾乱(じょうらん)が同時に存在する場合、互いに干渉し合って進路が複雑化する「藤原の効果」が生じるケースもあるため、後続の雲の塊の動向も見落とせません。