厚生労働省が示す健康基準において、成人女性の体脂肪率は20.0%〜29.9%が「標準(健康的)」と区分されています。30.0%以上は軽肥満、35.0%以上は肥満に該当します。男性に比べて女性の基準値が高めに設定されているのは、妊娠・出産を司る器官を守り、女性ホルモンの分泌を維持するために一定の皮下脂肪が不可欠だからです。
年代ごとの平均値を見ると、基礎代謝の低下やホルモンバランスの変化に伴い、年齢とともに体脂肪率は緩やかに上昇する傾向があります。
- 20代女性の平均値:およそ22%〜26%(代謝が高く筋肉量を維持しやすい時期)
- 30代女性の平均値:およそ24%〜28%(基礎代謝の低下と生活習慣の差が体型に現れ始める時期)
- 40代女性の平均値:およそ26%〜30%(女性ホルモンの分泌低下により内臓脂肪も蓄積しやすくなる時期)
- 50代以降の平均値:およそ28%〜33%(閉経に伴う脂質代謝の変化に配慮が必要な時期)
「見た目の引き締まり感」に直結する理想値は、目的によって異なります。うっすらと腹筋のラインが見えるアスリートライクな引き締まりを求めるなら20%〜22%、女性らしい丸みを残しながらくびれを際立たせたいなら22%〜24%が黄金比率です。25%〜28%は健康的で柔らかみのある体型となりますが、30%を超えるとボディラインの緩みや下腹部のたるみが目立ちやすくなります。