非常にお得な那覇空港の国内線免税店ですが、ネット上の誤解や思い込みによって現場でトラブルになるケースが後を絶ちません。最も注意すべきポイントは「タバコとお酒の免税扱い」と「20万円の年間・1回あたり上限」の2点です。
1. タバコとお酒は「免税にならない」真相
国際線免税店といえば「タバコのカートン買い」や「高級ウイスキーの免税購入」を連想する方が多いはずです。しかし、前述の通り沖縄の特定免税店制度は「関税」のみを免除する制度です。たばこ税や酒税、国内流通にかかる諸税は免除対象外となります。そのため、那覇空港の国内線免税エリアでは、一般的な外国製・日本製タバコを免税価格で購入することはできず、酒類に関しても国際線のような極端な免税プライスにはなりません。お酒やタバコを目当てに空港へ向かうと当てが外れることになるため、事前の理解が不可欠です。
2. 厳格に管理される「免税上限20万円ルール」
特定免税店制度には、関税法に基づき「旅行者1人あたり、1回の旅行につき免税対象商品の購入限度額は合計20万円(小売価格合計)まで」という法的上限が定められています。 20万円を超える商品を購入した場合、あるいは複数商品の合算が20万円を超過した場合、超えた部分については通常の国内関税が課されるか、免税適用外となります。高級腕時計やハイエンドのレザートートバッグなどを購入する際は、単体で20万円の枠をオーバーしないかスタッフと確認を取りながら進める必要があります。