広島県内の道路網において最も交通量が集中するのが、山陽自動車道と国道2号バイパス群です。国土交通省の観測データや現地レポートによると、広島市中心部から西条・三原方面、および岩国方面へと抜ける区間では、朝夕のラッシュ時だけでなく平日日中も国道2号線渋滞情報が頻繁に更新される過密状態が続いています。
特に注意すべきは、高速道路と一般国道の間で発生する「規制のドミノ倒し」です。例えば、山陽道志和トンネル付近や廿日市JCT周辺で山陽道事故規制速報が出されると、流入を避けた大型車や通勤車両が一斉に国道2号へ流れ込みます。その結果、西条バイパスや東広島バイパス、西広島バイパスが一瞬で容量オーバーとなり、身動きが取れなくなるケースが後を絶ちません。
都市高速を利用する場合も、広島高速道路規制速報を逐一確認しておく必要があります。広島高速1号線〜3号線と都市中心部を結ぶジャンクション周辺は分合流が複雑で、追突事故に伴う車線規制が短時間で都市全体の渋滞へと波及します。移動前には「高速単体」ではなく「一般道を含めたネットワーク全体」の動きを捉える視野が求められます。