三浦屋が撤退した後の広大な1階フロアがどのように活用されているのかは、長年通っていた近隣住民にとって最大の関心事でした。その跡地に新たな核テナントとして迎え入れられたのが、都内や埼玉を中心に生鮮特化型ディスカウントスーパーを展開する「スーパーみらべる(飯田橋ラムラ店)」です。
かつて紀ノ国屋や成城石井と並び称される高価格帯・セレクト重視の棚構成を誇っていた空間は、驚くべき変貌を遂げました。山積みされた新鮮な野菜や果物、大容量の精肉、圧倒的な低価格を武器にした加工食品が所狭しと並び、店内の活気は以前とは全く異なるベクトルを描いています。この転換は、飯田橋ラムラがターゲットとする客層を「日常の生活防衛を意識するファミリー層・単身者」へと明確に再設定した証左でもあります。
現在、飯田橋セントラルプラザ ラムラは商業フロア全体のリニューアルを進め、ドラッグストアや100円ショップ、カジュアルな飲食チェーンが有機的に連携する利便性特化型のショッピングモールへと進化しました。地下鉄B1出口直結、JR飯田橋駅東口から徒歩1分という屈指の交通アクセスを誇る立地特性を活かし、通勤帰りのクイックな買い物需要を確実に吸い上げる設計が定着しています。