絶賛の声が並ぶ一方で、旅行者のニーズや下調べの不足によっては「思っていた滞在と違った」というミスマッチが生じるリスクもあります。後悔を防ぐために押さえておくべきリアルな注意点は以下の3点です。
第1に、「夜間の完全な孤立環境」です。平久保エリアは自然が手つかずに残されている反面、徒歩圏内にはコンビニやスーパー、ドラッグストアなどは一切存在しません。市街地のような夜の繁華街歩きや居酒屋巡りを期待する旅行者にとっては、退屈に感じられる可能性があります。滞在に必要な飲料やお菓子、日用品は、空港周辺や市街地で事前に買い込んでからチェックインすることが鉄則です。
第2に、「亜熱帯特有の自然環境」への理解です。海と緑に囲まれたロケーションゆえに、屋外テラスや露天風呂周辺にはヤモリや昆虫が姿を見せることがあります。ホテル側も防虫対策や清掃を徹底していますが、大自然と隣り合わせのステイであることをあらかじめ認識しておく必要があります。
第3に、「予約争奪戦のルール」です。ネット上で「いつ見ても満室で取れない」と嘆く声が多いですが、これは公式予約システムや各OTA(オンライントラベルエージェント)の受付開始タイミングを把握していないことが原因です。一般的に宿泊枠は数カ月前の月初や特定日に一斉解放されるため、事前にメルマガ登録や公式SNSをフォローし、予約受付の解禁と同時にアクションを起こす計画性が求められます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
宿泊施設としての完成度は極めて高いものの、旅の目的によって適性は明確に分かれます。編集部が導き出した判断基準は以下の通りです。
【選ぶべき人】
・喧騒から完全に離れ、デジタルデトックスや心身のリセットを求めている人
・記念日やハネムーンなど、2人だけの特別な時間を誰にも邪魔されず過ごしたいカップル・夫婦
・天体観測が好きで、本物の満天の星と波の音に包まれる体験を最重要視したい人
【慎重になるべき人】
・夜遅くまで市街地の民謡居酒屋やバーを飲み歩きたいアクティブ派
・ペーパードライバーで、レンタカー運転に極度の不安がある人
・プールやキッズルームなど、大型ホテル特有のアクティビティ施設を求めるファミリー層