甲子園の中継画面に映る西谷監督しか知らない世代にとって、西谷浩一の若い頃の写真はまさに衝撃そのものです。高校野球の歴史を特集した雑誌やテレビの回顧特番で当時の姿が公開されるたび、ネット上では「本当にあの西谷監督なのか」「精悍なスポーツマンでかっこいい」「面影はあるが体型が違いすぎる」といった驚きの声が殺到します。
高校・大学時代の西谷監督は、頬のラインがシャープで目元が涼やかな、爽やかなアスリートでした。当時のポジションは過酷な運動量を求められる捕手。炎天下で重いプロテクターを身につけ、何百球もの投球を受け止めてグラウンドを駆け回っていたため、贅肉など一切ない引き締まった体型を維持していました。
「まるで別人」と驚かれる理由は、単に体重が増えたという外見の変化だけにとどまりません。現在の西谷監督が放つ「すべてを包み込む仏のような威厳」とは異なる、勝負師としての鋭利な眼光と若き日の野心が当時の佇まいに色濃くにじみ出ているからに他なりません。