お祝いの一万円はどう書く?「壱萬円」の正解と恥をかかない中袋マナー

お祝いの一万円はどう書く?「壱萬円」の正解と恥をかかない中袋マナー

お祝いの一万円はどう書く?「壱萬円」の正解と恥をかかない中袋マナーの基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。

ご祝儀袋や中袋に文字を入れる際、絶対に避けるべき筆記具がボールペンやシャープペンシル、万年筆です。手元に筆がないからと事務用の黒ボールペンで書き殴る行為は、どれほど字が綺麗であっても「手元にあるもので適当に済ませた」という印象を与え、重大な非礼とみなされます。

表書き・中袋ともに、使用する筆記具の基本は「毛筆」または「濃墨の筆ペン」です。太字のサインペンであれば許容範囲とされる場合もありますが、格式を重んじる場では筆ペンを用意するのが無難です。

もうひとつ注意したいのが、インクの「墨色」です。慶事では、喜びを力強く寿ぐ意味を込めて「漆黒の濃い墨」を用います。葬儀や法要で使われる「薄墨(うすずみ)」は、「悲しみの涙で墨が薄まった」という弔意を表すためのものです。お祝いのご祝儀袋に薄墨を使ってしまうと大変不吉な間違いとなるため、筆ペンを購入・使用する際は必ず「慶事用・濃墨」であることを確認してください。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。