ベースの輪郭が整ったら、多くの人が難所と感じるアゲハ蝶羽模様書き方へと進みます。一見すると迷路のように入り組んだ黒い模様ですが、実は明確な規則性を持っています。
模様を描く際は、以下の順序で線を引いていくのが鉄則です。
1. 羽の付け根を黒く塗りつぶす(または太い影を入れる)
胴体に近い部分を黒く引き締めることで、イラスト全体に立体感と重厚感をもたらします。
2. 翅脈(しみゃく)を放射状に伸ばす
付け根から羽の外枠に向かって、木の枝が広がるように5〜6本の主線を外側へ走らせます。この線が模様のフレームになります。
3. 外枠の内側に「三日月模様」を並べる
羽の縁に沿って、黒い枠を残しながら内側に並ぶ小さな半月状の抜き(模様)を配置します。後翅の下部には、赤や青のアクセントカラーが入る丸い紋(眼状紋)を描き足すと、一気に本物の艶やかさが際立ちます。