1944年2月21日生まれの前田吟は、2026年の誕生日で82歳を迎えました。80代の大台を超えた現在も背筋はピンと伸び、公の場やテレビカメラの前で見せる眼光と張りのある声は、往年の名演を彷彿とさせます。
昭和から平成にかけて映画『男はつらいよ』全50作で寅さんの義弟・博を演じきり、『渡る世間は鬼ばかり』では妻・弥生(長山藍子)を支えながら時に衝突する誠実な夫を演じ分けた前田吟。現在もそのキャリアに甘んじることなく、シニア世代を代表する表現者として独自のポジションを確立しています。
近年の前田吟は、過密な連続ドラマのスケジュールに追われる生活から一歩距離を置き、自身のペースに合わせた単発ドラマの特別出演、ナレーション、教養バラエティ、そして妻・箱崎幸子とのジョイントステージなど、質の高い露出を厳選するワークライフバランスへとシフトしました。関係者によると、現在のスケジュール帳は仕事とプライベートの充実が絶妙なバランスで保たれており、表情には穏やかな充実感が漂っています。