この表現を扱う上で最も注意すべきは、往々にして「悪事」「裏社会」「裏工作」といった陰の要素を帯びる点です。
蛇という生き物は、古来より知恵の象徴とされる一方で、執念深さや不気味さ、狡猾さのメタファーとしても扱われてきました。そのため、「蛇の道は蛇」と評する場合、単に技術が優れているというよりは、「ずる賢い裏の手口を知っている」「同類だからこそ悪企みが読める」といった皮肉や警戒のトーンを含みやすくなります。
悪質な手口を見抜くベテラン刑事や、業界のグレーな慣行に精通した関係者を指す際には合致するものの、表舞台で活躍するプロフェッショナルへの純粋な賛辞として用いると、相手に違和感や不快感を与えるリスクがあります。