日本における肉体派エンタメの原点を振り返る上で、TBSテレビが果たした役割は極めて大きい。1990年代後半に一世を風靡した『筋肉番付』は、スポーツとエンターテインメントを高次元で融合させ、お茶の間に「肉体を極めることの格好よさと面白さ」を深く印象づけた。
そのスピリットを正統継承する『SASUKE』は、いまや世界中で現地版が制作されるグローバルコンテンツへと進化を遂げた。オードリーの春日俊彰をはじめ、過酷なアトラクションに本気で挑むタレントたちの姿は、視聴者に爆笑と感動を同時に提供する。単なるパフォーマーにとどまらず、アスリートと同等の情熱をもって競技に向き合う姿勢が、エンタメとしての厚みを格段に増しているのだ。