若年層の生理痛や、鎮痛薬で胃が荒れやすい体質の方には、刺激の少ない成分選びが不可欠です。
イブプロフェンやロキソプロフェンは原則として15歳未満の小児には使用できません。中学生や高校生(15歳未満)が生理痛で服用する場合は、15歳未満でも安全に使えるアセトアミノフェン単一成分の製剤(小中学生用ノーシンピュアやバファリンルナJなど)を選択する必要があります。
また、冷えや血行不良、体質的な不調が根底にある場合は、市販の漢方薬を組み合わせる選択肢も有効です。
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):冷え症で貧血気味、むくみやすい人の生理痛に
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):比較的体力があり、下腹部が張って痛む「瘀血(血の滞り)」タイプに
・加味逍遙散(かみしょうようさん):生理前のイライラや情緒不安定、自律神経の乱れを伴う痛みに
漢方薬は根本的な体質改善を促すため、西洋薬の鎮痛薬と上手に併用することで、痛みの頻度や強度そのものを減らしていくアプローチが可能です。