「初カキコども」が2ちゃんねる伝説のコピペとして不動の地位を築いた背景には、文章としての卓越した構成美があります。ただ痛々しいだけでなく、読者が思わずツッコミを入れたくなる要素がこれでもかと詰め込まれています。
特に秀逸とされるポイントは以下の要素です。
1. 「俺みたいな中三でグロ見てる奴」という選民思想
周囲の同級生が流行歌やファッションに関心を寄せる中、自分だけは「世界の裏側を知っている」と思い込む思春期特有の全能感を、わずか数行で見事に表現しています。
2. 絶妙な誤綴り「it'a true wolrd」
アポストロフィの位置(it'a)とworldのスペルミス(wolrd)というダブルのミス。英語で格好をつけようとして盛大に失敗するリアルさが、読者の笑いを誘います。
3. 謎の予防線「(虐殺行為はNO)」
ヒトラーを尊敬するとイキりつつも、叩かれるのを恐れてか即座に括弧書きで人道的配慮をアピールする小市民的な保身。このギャップが強烈な人間味を生み出しています。
4. 締めの「義務教育の辛いとこね、これ」
夜更かしして深夜3時までネットに入り浸りながらも、翌朝にはきちんと登校しなければならないという中学生の現実。壮大な背伸びから一転して「義務教育」という枠組みに引き戻されるオチの切れ味は圧巻です。