しかし、二人の春はあまりにも短かった。交際開始からわずか半年余りで破局が報じられる。表向きの理由は「価値観の違い」や「多忙によるすれ違い」とされたが、過剰なメディアの熱視線と、周囲からの環境の変化が二人の距離を少しずつ引き離していったことは明白だった。
坂口が母・坂口良子さんの他界という大きな喪失感を抱えていた時期でもあり、彼女が求めていた精神的支柱と、多忙を極める小峠の状況との間に生じたわずかなズレ。二人は泥沼の暴露合戦に発展させることもなく、静かにそれぞれの道を歩むことを選んだ。破局会見でも小峠は元パートナーを一切悪く言わず、最後まで「いい子でしたよ」とかばい続けたのだった。