一見すると冷静でクールな印象を与えるが、その裏には愚直なまでの努力の積み重ねがある。ジュニア時代から長年にわたり培ってきたダンスの基礎、喉のケア、体幹のトレーニング。関係者が口をそろえるのは、彼がどれほど過密なスケジュールであっても決して準備を怠らないという事実だ。
「本番で100%を出すためには、準備段階で200%を仕込んでおく必要がある」。かつてインタビューで語ったその言葉通り、どんなに小さなステージやワンシーンであっても妥協を許さない。派手なパフォーマンスの陰にある地道なアプローチこそが、彼の表現に圧倒的な説得力と厚みをもたらしている源泉だ。