エビを最後まで美味しく食べ切るための最大の鍵は、購入直後の「適切な保存管理」にある。大容量パックを買って帰ったら、まずは当日に食べる分と、保存する分を素早く仕分けるのが鉄則だ。
冷凍保存する場合は、エビの水分(ドリップ)をペーパータオルで丁寧に拭き取ることが何より重要。水気が残ったまま凍らせると、解凍時に氷の結晶が細胞を破壊し、エビ特有のぷりぷりした食感が損なわれてパサつきの原因になる。一回分ずつラップで空気が入らないようピッチリと包み、ジッパー付き保存袋に入れて金属トレーの上で急速冷凍させよう。
解凍する際のコツは、使用する半日前に冷蔵庫へ移してじっくり低温解凍すること。急ぐ場合は袋の上から氷水に浸けて解凍すると、旨味成分が逃げ出さず、まるで買ったばかりのようなプリッとした歯ごたえが蘇る。この保存テクニックさえ押さえておけば、慌てて数日で使い切る必要もなく、いつでも好きな時に極上エビ料理を楽しめる。