数々の名企画の陰には、今では考えられないような過激な秘蔵エピソードが隠されている。「幸福の黄色いハンカチ」や地方商店街の活性化プロジェクトなど、街全体を巻き込む壮大な仕掛けは、常に現場のヒリヒリとした緊張感のもとで生み出されていた。
スタッフと出演者は連日連夜、爆笑を生み出すために知恵を絞り、時には自治体や警察からのお咎めギリギリのラインを攻めたという。ビートたけしがスタジオで見せる鋭いコメントや機転の利いたツッコミは、時に過激すぎるロケ映像を最高のエンタメへと昇華させる魔法のフィルターだった。演出の鋭さと毒の強さ、そして人情味溢れるドラマ性の絶妙なバランスこそが、番組の真骨頂だったのだ。